Windows PowerShell を学び始めた話

去年の10月くらいからコマンドプロンプトを学び始めたが、いろいろ細かいところに不満が出てくるようになった。具体的には、

  • 文字コードがUTF-8に対応していない。
  • コマンド名と実際の動作に食い違いがある(フォルダ名を変更するのに”MOVE”コマンドを使う、など)。
  • オプションとパラメータの指定方法が統一されていない(arpコマンドでは”-“を使うが、dirコマンドでは”/”を使う、など)。

これら以外にも、コマンドプロンプトは高度化・多機能化した最新のWindowsを使いこなすには機能的に不十分と言われている。そこでMicrosoftでは、コマンドプロンプトの置き換えを狙ったCUIアプリケーションを開発した。それがWindows PowerShellである。

今月に入ってからWindows PowerShellの参考書を読み進めているが、基礎の途中までしか読んでいないにもかかわらず、非常に洗練されたモダンなCUIアプリケーションだということが分かった。コマンドプロンプトがガラケーだとすると、Windows PowerShellはスマホと言ってもいいくらい中身が違う。

「それならコマンドプロンプトには手を出さずに、初めからWindows PowerShellの参考書を買っておけばよかったのでは?」と考えた人がいるかもしれない。だが、Windows PowerShellの参考書をある程度読み進めると、コマンドプロンプトの知識が必要になることがある(「これはコマンドプロンプトの○○○コマンドに相当する」と書かれている、など)。先にコマンドプロンプトに手を出しておいて正解だった。

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