コマンドプロンプトを学び始めた話

GUIが普及したことによって、パソコン操作の難易度が非常に易しくやった。

だが、それと同時にCUIには無かったデメリットが現れたのも事実。具体的には、全く同一の作業を定期的に実行させる場合、

  • ストレスが貯まる。
  • ヒューマンエラーの可能性を排除できない。
  • 時間がかかりすぎる。

有難いことに、Windowsにはコマンドプロンプトバッチファイルという仕組みが用意されていて、定期的に実行させたい処理をあらかじめバッチファイルに入力しておけば、2回目以降はバッチファイルを実行させるだけで済む。その結果として、上記の3つのデメリットは無視できる。

しかし、コマンドプロンプトも万能ではない。具体的には、

  • 習得の難易度が高い。
  • Windows NT 4.0以前からあるソフトウェアなので、今見ると時代遅れな仕様がいくつか見られる。
  • バッチファイルを修正する際に、コマンドプロンプトに詳しい人が必要になる。
  • 一度きりしか行わない作業の場合、GUIで操作したほうが速いこともある。

仕事の内容をよく理解して、「これはバッチファイルを作成して、コマンドプロンプトで走らせた方が効率的だな」と感じるところがあれば、積極的にバッチファイルを作っていきたいと思っている。

【余談】

あえてPowerShellを選ばなかった理由としては、バージョンの違いを吸収するのが難しそうだと思ったため(Windows7には2.0が、Windows10には5.0がインストールされている)。

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